ヨガを始めたいけど、どのマットやウェアが自分に合うか迷っていませんか?本記事では初心者でも失敗しない、ヨガマット(厚さ・素材・サイズ)の基本ポイント5つと、ウェア(動きやすさ・吸湿性)の選び方を整理。スタジオ、自宅、外出時の使い分けも解説し、快適なヨガライフをサポートします。
ヨガマット選びの基本とは?初心者が重視すべき5ポイント

ヨガマット選びは、初心者ほど「続けられる環境づくり」と「安全性の確保」が重要です。失敗しないために、最低限押さえるべき選び方の基本5ポイントを整理しました。
基本ポイント一覧
- 厚さ(3〜6mmが基本)
- 素材(PVC、TPE、NBR、天然ゴム)
- サイズ・重さ
- グリップ力(滑りにくさ)
- 収納・持ち運びやすさ
厚さについて
初心者向けには、3〜6 mmがバランス良くおすすめです。ほどよいクッション性で膝や腰に負担がかかりにくく、ほどほどの重さで持ち運びもできる厚さです。あまり薄すぎるとポーズに集中できず、厚すぎると持ち運びが大変になるため絶妙な厚みです
素材について
PVC(ポリ塩化ビニール)は安価で購入しやすく、TPE(熱可塑性エラストマー)やNBT(ニトリルゴム)は軽くてグリップ力・耐久性に優れ、天然ゴムはクッション性とグリップ力が高く長く使える素材です。それぞれ長所短所があるため、継続利用や予算をもとに選びましょう
サイズ・重さについて
標準は長さ約180 cm・幅が約60 cm。大柄な方や広く動きたい方はゆとりあるサイズを選ぶのがおすすめです。ただしスタジオによって使用制限がある場合もありますので事前確認が安心です。
重さはマットサイズ、厚さ、素材によって異なりますので、持ち運びの頻度やヨガのスタイルによってベストなものを選んでください。重さがあると持ち運びしにくくなりますが、よれたりめくれたりすることが少ないのでヨガに集中しやすくなります。
グリップ力について
滑りにくいマットであれば、ポーズ時に手足がズレず姿勢安定にもつながります。素材と表面の凹凸構造がポイントです。
収納・持ち運びやすさ
持ち運ぶ頻度が少ないなら厚めのマットが快適ですが、外出時やスタジオ使用を前提とするなら軽量で折りたためる設計やバンド付きモデルも検討しましょう
厚さの選び方:3〜6mmが初心者に最適な理由

ヨガマットの厚さは、快適さ・安定感・携帯性のバランスに大きく影響します。厚すぎても薄すぎても使いにくくなるため、特に初心者には「3mm〜6mm」の厚さが最適とされています。
1. 3mm〜6mmの厚みがもたらす利点
- 適度なクッション性
ヨガ初心者が抱える「膝が痛い」「床が硬い」などの不快感を軽減。 - 安定性が保たれる
バランスポーズ(木のポーズなど)で、厚すぎるとふわふわして逆に不安定になりますが、6mmまでなら程よい硬さでポーズが取りやすい。 - 持ち運びやすい
6mm程度なら軽量でコンパクトに巻けるため、スタジオ通いにも便利。
2. それ以上の厚さ(7mm以上)はどう?
例えば10mmのような厚手のマットは、リラクゼーションヨガや寝ポーズを多く含むヨガでは快適です。ただし、持ち運びに不便で、立ちポーズでは沈み込んでバランスが取りづらくなるデメリットも。
3. 逆に薄すぎる(1〜2mm)のデメリット
「トラベルマット」など極薄のマットは、持ち運びには最適ですが、クッション性が低いため膝をつくポーズが辛くなりがち。初心者が最初に使うにはやや不向きです。
4. 初心者におすすめの厚さまとめ
使用シーン | 推奨厚さ |
---|---|
自宅で静かに練習 | 5〜6mm |
スタジオ通い | 3〜4mm |
リラックス・瞑想メイン | 6〜10mm |
外出・旅行用 | 1〜3mm(サブ用) |
厚さを正しく選ぶことで、長時間のヨガでも疲れにくく、集中力もアップします。体への負担を最小限に抑え、快適なヨガ時間を実現しましょう。
素材別の特徴比較:PVC・TPE・NBR・天然ゴムとは?

ヨガマットの素材は、使い心地や耐久性、安全性、価格に大きく影響します。初心者にとっては、「どの素材を選ぶか」が快適なヨガライフを続けられるかのカギとなります。ここでは、代表的な素材「PVC」「TPE」「NBR」「天然ゴム」の違いを具体的に比較していきます。
1. PVC(ポリ塩化ビニル)
- 価格帯:安価(1,000〜3,000円程度)
- 特徴:弾力性があり、滑り止め加工されているモデルが多い。汚れにも強く、お手入れも簡単。
- メリット:以前から多く流通しており、コスパが良い。カラーバリエーションも豊富。
- デメリット:やや重く、ゴム特有のにおいがある場合がある。環境負荷が高めで再利用が難しい。
2. TPE(熱可塑性エラストマー)
- 価格帯:中価格帯(3,000〜7,000円程度)
- 特徴:軽量でクッション性とグリップ力のバランスがよい。無臭で環境にやさしい。
- メリット:エコ素材で、アレルギーにも配慮されている。軽くて持ち運びやすく、水洗いもOK。
- デメリット:摩耗や擦れにやや弱く、長期使用で劣化しやすい。
3. NBR(ニトリルゴム)
- 価格帯:安価(1,000〜3,000円程度)
- 特徴:スポンジのようなもちもちとした柔らかさがあるので、床の硬さを感じにくい。
- メリット:軽くて安価。厚みがありクッション性抜群なので、膝や骨盤などに優しい。
- デメリット:折りたたむとシワになりやすい。稀にアレルギー反応を起こしてしまう場合も。
4. 天然ゴム
- 価格帯:高価格帯(7,000〜15,000円以上)
- 特徴:自然由来の素材で、非常に優れたグリップ力と耐久性を持つ。しっかりした安定感。
- メリット:滑りにくく、バランスポーズに最適。エコ志向な方にも人気。
- デメリット:重い。ゴムアレルギーの人は使用に注意が必要。吸水性が高く、乾燥に時間がかかる。
4. まとめ:初心者におすすめは?
- コスパ重視派 → PVC(定番的な1枚)
- 軽量&エコ派 → TPE(バランス型)
- 体の負担軽減派 → NBR(最近の主流)
- 本格派・滑りたくない派 → 天然ゴム(長く続けるなら◎)
使用頻度やヨガのスタイル(自宅中心・持ち運び前提など)に合わせて、素材を選ぶことで、より快適なヨガ環境を整えることができます。
サイズや重さ・収納性から選ぶマット選定法

ヨガマット選びで「厚さ」や「素材」と並んで重要なのが、「サイズ・重さ・収納性」の要素です。日常的にヨガを行う人にとって、持ち運びやすさや収納しやすさは継続のしやすさに直結します。初心者が失敗しやすいポイントでもあるため、ここでは実用面から考える選び方を解説します。
1. サイズの選び方
一般的なヨガマットのサイズは【長さ180cm × 幅60cm】です。これは身長160cm程度の人に適した標準的サイズで、ポーズ中にマットからはみ出すことが少なく、初心者にも使いやすい規格です。
身長が高い方(170cm以上)には、190cm以上のロングサイズが快適。仰向けやストレッチポーズでも安心感があります。幅が広いタイプ(66cm以上)は、横向きポーズや腕の広げやすさを重視する方におすすめです。
2. 重さと携帯性のバランス
素材によって重量は異なりますが、以下を目安にすると良いでしょう。
素材 | 厚さ | 重さの目安 | 携帯性 |
---|---|---|---|
PVC | 6mm | 約1.5〜2kg | △ |
TPE | 6mm | 約1〜1.3kg | ○ |
NBR | 10mm | 約0.8~1kg | ◎ |
天然ゴム | 5mm | 約2.5kg | × |
自宅用のみなら多少重くてもクッション性重視でOK。スタジオ通いや持ち歩きが多い人は、1.2kg以下が望ましく、ストラップ付きモデルが便利。
3. 収納性とスペースの観点
収納のしやすさも見逃せません。以下をチェックしましょう。
- 巻き直径の小ささ:コンパクトに巻けるマットは、玄関やクローゼットにも収まりやすい。
- 収納ケース・バンドの有無:持ち運び時の安定性や、収納時の型崩れを防ぎます。
- 折りたたみ式マット:旅行や短期使用に便利だが、継続使用にはやや不向き。
4. まとめ:使用シーンで最適サイズを選ぼう
- 自宅のみ:180×60cm、6mm厚、PVCでもOK
- スタジオ利用:軽量タイプ(TPE、NBR)、バンド付き
- 屋外ヨガ:コンパクト・折りたたみ対応、撥水性素材
自分のヨガスタイルに合ったサイズ・重さ・収納性を見極めることで、継続しやすく快適な環境が整います。
グリップ力&滑りにくさで見るマットの安全性

ヨガにおいて「グリップ力(滑りにくさ)」は、安全性と集中力を左右する非常に重要な要素です。特に初心者は、手足がマットの上で滑るとポーズを維持できず、バランスを崩したり、ケガの原因にもつながります。ここでは、グリップ性能を重視したヨガマットの選び方とその理由を解説します。
1. なぜグリップ力が必要なのか?
- 安定感を生む:バランス系ポーズ(ダウンドッグ、戦士のポーズなど)で、手足が滑らないことで安定して姿勢を維持できる。
- ケガの防止:滑って手をついたり、足を捻ることで筋や関節を痛めるリスクを回避できる。
- 集中力アップ:滑りが気にならないことで、呼吸や瞑想にも集中しやすくなる。
2. 素材別のグリップ特性
素材 | グリップ性能 | コメント |
---|---|---|
PVC | ○〜△ | 表面加工による/汗に弱い場合あり |
TPE | ◎ | 弾力があり滑りにくいが、汗を吸収しやすい面も |
NBR | ◎ | グリップ力がありながら、もちもち柔らかなクッション性がある |
天然ゴム | ◎〜◎+ | 最も滑りにくく、安定感抜群。汗にも比較的強い |
- 天然ゴムはヨガインストラクターにも人気で、初心者〜上級者まで高評価。
- TPEは軽量でグリップ力も優秀ですが、汗が多い方は滑り止めタオル併用がおすすめです。
- NBRはグリップ力がありながらクッション性も優秀ですが、ポーズによってはグラつく可能性も。
- PVCは表面の加工で滑りにくくなっている場合もありますが、経年劣化で滑りやすくなるケースも。
3. 表面構造もチェックポイント
- 凹凸のある加工面:汗を分散させ、滑りにくくする効果あり。
- マットの裏面(床面)との滑り止め性:表面だけでなく、マットそのものがズレないかも確認を。
4. 実店舗で確認したいこと
- 手で触れてみて「指が止まる感覚」があるか
- 指先で押してみて、すぐに跳ね返るか(グリップ&クッション性確認)
- 実際にポーズを取らせてもらえる店舗なら、体験してみると安心
5. まとめ
以下でこの項目をまとめましたので、再確認してください。
- ポーズの安定性=グリップ力が最重要
- 初心者には「滑らない=安全」の感覚が継続のカギ
- 汗対策としてタオルや専用スプレーとの併用も◎
ウェア選びの基本:動きやすさと素材をチェック

ヨガを快適に行うためには、マットと同じくらい「ウェア選び」も大切です。ポーズの自由度を確保しつつ、呼吸や体の動きを妨げない服装であることが、集中力と快適さの両立につながります。特に初心者は、デザインだけでなく「動きやすさ」と「素材特性」を意識して選ぶことが重要です。
1. ヨガに最適なウェアの特徴とは?
- 体にフィットしすぎず、緩すぎない
締め付けが強いと呼吸がしづらくなり、逆にダボついていると動きにくく、ポーズ中にめくれてしまうことも。 - 縫い目が気にならない設計
シームレス構造やフラットな縫製だと、肌への摩擦が軽減され快適性が向上。 - 胸元やウエストに安心感のあるフィット
ブラトップ一体型のタンクトップや、ハイウエストレギンスが人気。
2. 素材の選び方
以下の機能性を備えた素材がベストです。
機能性 | 説明 |
---|---|
吸湿速乾性 | 汗を素早く吸い取り、肌をドライに保つ |
ストレッチ性 | どんなポーズでも突っ張らず、動きに柔軟に対応 |
通気性 | ムレやベタつきを抑え、特に夏場の不快感を軽減 |
軽量性 | 着ていることを感じさせない自然な着心地 |
おすすめ素材:ポリエステル×ポリウレタン、モダール、リヨセル、ナイロン系など
3. 避けたい素材
- 綿100%:吸湿はするが乾きにくく、汗冷えしやすい
- デニム・ジャージ:伸縮性がなく、動きの妨げになりやすい
4. デザインの注意点
- 裾がめくれるデザインはダウンドッグなどで気になる場合あり
- トップスの丈とボトムのフィット感のバランスが大切
- 色・柄も気分を左右するので、自分のテンションが上がるものを選ぶのも◎
5. まとめ
ヨガウェアは「呼吸を妨げない、体を自由に使える」ことが大前提。素材とフィット感のバランスが取れたアイテムを選び、快適なヨガ時間を支える環境を整えましょう。
トップスとボトムで変わる選び方の違い

ヨガウェア選びでは「上下セットで動きやすければOK」と思いがちですが、トップスとボトムスは役割や動きの影響が異なるため、それぞれ別々に意識して選ぶことが快適さと安全性につながります。ここでは、トップスとボトムスにおける具体的な選び方のポイントを解説します。
1. トップスの選び方
フィット感とずれにくさが命
ヨガは前屈や逆転のポーズが多く、ゆるすぎるトップスだと裾がめくれてインナーが見えてしまうこともあります。そのため、タンクトップ型・ブラトップ一体型・クロップド丈などが安心です。
肩周りの自由度を意識
肩甲骨や腕を大きく動かす動作が多いため、ラグランスリーブやノースリーブタイプで可動域を邪魔しないデザインが理想です。
吸湿性と通気性も重視
背中に通気孔があるメッシュ素材や、速乾機能付きの素材を選ぶと、汗をかいても快適です。
2. ボトムスの選び方
ハイウエストで安定感を
腰回りをしっかりホールドしてくれるハイウエスト設計は、ポーズ中にズレにくく、お腹まわりが気になりにくい安心構造です。
ストレッチ性と密着感
スパッツ・レギンスのような密着型ボトムは、膝や太ももの動きを制限せず、シルエットもスッキリ。ヨガ専用レギンスは縫製が肌に当たりにくいよう設計されていることも多く、初心者におすすめです。
柄やデザインで気分を上げる
- 自分らしいカラーや柄のウェアは、モチベーションUPにつながります。初心者こそ、テンションの上がるウェアで続ける楽しさを。
3. トップスとボトムの相性を考える
- フィット感×フィット感 → スタジオ向き/ズレにくい
- ゆる×フィット(トップスゆるめ+レギンス)→ 屋外・自宅ヨガに◎
- クロップドトップス×ハイウエストレギンス → 見た目も機能もバランス良好
まとめ
トップスは動きやすさ+めくれ防止、ボトムは密着性+ホールド力がカギです。体型や動きのクセに合わせたアイテムを選ぶことで、ストレスのないヨガ時間を楽しめるようになります。
吸湿速乾性・通気性に優れた素材を選ぶ理由

ヨガはゆったりとしたイメージがある一方で、実際には意外と汗をかきます。特にフローヨガやホットヨガでは大量の汗が出るため、「吸湿速乾性」と「通気性」に優れた素材選びがとても重要です。ここでは、初心者が見落としがちな素材の機能性について、具体的に解説します。
1. 吸湿速乾性とは?
吸湿性は「汗をすばやく吸収する力」、速乾性は「吸収した汗をすぐに蒸発させる力」です。ヨガ中にこの性能が高いと以下のようなメリットがあります:
- 肌のべたつき防止:汗を素早く吸収し、快適な着心地を維持
- 冷え防止:汗で濡れた服が体を冷やすのを防ぐ(特に冬やエアコン下で有効)
- 肌トラブルの軽減:ムレによるあせも・かゆみのリスクが減少
2. 通気性とは?
通気性とは、衣類の内部にこもった熱や湿気を逃がす性能です。ヨガでは静止ポーズも多く、熱がこもりやすいため、「空気が通る」ことが快適さを保つポイントになります。
3. おすすめの素材
素材 | 特徴 |
---|---|
ポリエステル+ポリウレタン混紡 | 吸湿速乾性+ストレッチ性が抜群。多くのヨガウェアで採用 |
モダール・リヨセル | 天然由来でやさしい肌触り+吸放湿性◎ |
ナイロン系 | 通気性・速乾性が高く軽量。動きやすさも兼ね備える |
天然繊維(綿100%など)は肌触りは良いが、乾きにくいため長時間のヨガには不向きです。
4. 見落としがちな「部分素材」もチェック
- 背中・脇のメッシュ加工:特に汗をかきやすい部位の通気性を高める工夫
- ブラパッド部分の素材:吸汗性が低いとニオイや不快感の原因に
まとめ
ヨガウェアはデザインも大切ですが、「汗処理」ができるかが長時間の快適性を大きく左右します。吸湿速乾性と通気性に優れた素材を選ぶことで、常に快適な状態でヨガに集中できる環境が整います。
室内/スタジオ/屋外シーン別の選び方の違い

ヨガを行う場所によって、必要なマットやウェアの性能は大きく異なります。自宅のフローリングで行う場合と、スタジオの床、または公園などの屋外では、環境に応じた選び方が重要です。ここでは、ヨガを行うシーン別に最適なマットとウェアの選び方を解説します。
1. 室内ヨガ(自宅)
- マット選びのポイント:
・フローリングや畳に合わせて厚め(6〜8mm)でクッション性のあるタイプが◎
・滑り止め加工がしっかりしているものを選ぶと安心
・収納性も重視(巻きやすく、しまいやすいモデル) - ウェア選びのポイント:
・自宅なのでラフでも良いが、動きを妨げないフィット感を重視
・エアコン下での冷え対策に、軽い羽織物があると便利
2. スタジオヨガ
- マット選びのポイント:
・持ち運びしやすい軽量(1.5kg以内)のものが理想
・厚さは3〜6mmのバランス型で、グリップ力も重視
・専用ケースやストラップ付きのモデルがおすすめ - ウェア選びのポイント:
・人目も気になるため、見た目・機能性の両立を
・伸縮性・吸汗速乾性に優れたウェアで集中力UP
・ヨガブランドのセットアップも人気
3. 屋外ヨガ(公園・海辺など)
- マット選びのポイント:
・クッション性があり、地面の凹凸を吸収できる8mm以上がおすすめ
・耐水性・耐久性のある素材(PVCや天然ゴム)を選ぶ
・グリップ力+防水性が高いと安心して使用可能 - ウェア選びのポイント:
・紫外線対策:UVカット素材の長袖やレギンスが◎
・風でめくれにくいフィットタイプのトップス
・通気性・吸湿性の高い素材で熱中症予防
まとめ:ヨガの場所=選び方が変わる
シーン | マット | ウェア |
---|---|---|
自宅 | 厚手・収納性 | ゆったり&温度調整対応 |
スタジオ | 軽量・携帯性重視 | 機能性&デザイン両立 |
屋外 | 耐水・クッション性 | UV対策・防風対応 |
シーンに合わせて適切に選ぶことで、ヨガを快適に、そして安全に楽しめる環境が整います。
初心者が避けたいNGなヨガマット&ウェア例

ヨガ初心者が最初に道具をそろえる際、つい見た目や価格だけで選んでしまうことがありますが、それが原因で「滑る」「動きにくい」「続かない」といった問題が起きがちです。ここでは、失敗しないために知っておきたい「NG例」を具体的に紹介し、避けるべき選び方のポイントを解説します。
1. NGなヨガマットの選び方
デザイン重視で機能性を無視
「かわいい色・柄」だけで選んだら、滑りやすくて使い物にならなかったという失敗談は多数。特に1000円以下のマットには注意が必要です。
薄すぎる or 厚すぎる
トラベル用などで1〜2mmの薄いマットを使うと、膝や腰が痛くなることも。一方、10mm以上の厚すぎるマットはポーズ時に不安定になります。
滑り止め加工が不十分
グリップ力が弱いと、ダウンドッグやプランクで手足がズレて姿勢が崩れる原因に。怪我にもつながります。
2. NGなヨガウェアの選び方
綿100%のTシャツやパジャマ風ウェア
吸湿性はあるものの、速乾性が低く、汗をかくと重くなり動きにくくなる。冷えの原因にも。
大きすぎるトップス・パンツ
ゆったりした服は、逆転ポーズや前屈でめくれやすく、集中を妨げます。また、裾が床につくと踏んで滑る危険性も。
ホールド力のないブラトップ
動くたびにずれる、胸元が見える、という不快感はストレスになり、ヨガの効果を損ないます。
3. NG例のまとめとチェックポイント
アイテム | NG例 | 解決策 |
---|---|---|
マット | 滑る/薄すぎ | 素材とグリップ重視で選ぶ |
トップス | めくれる/吸汗性なし | フィット型×速乾素材を選ぶ |
ボトム | 緩い/脚を締め付ける | ストレッチ素材×ハイウエストで安定感を |
初心者こそ「自分に合った快適なアイテム」を選ぶことが、ヨガを楽しく長く続ける秘訣です。最初の一歩を間違えないために、NG例をしっかり知っておきましょう。
記事全体のまとめ:ヨガマットとウェアの選び方|初心者向け5つの基本ポイント

ヨガを始めたいと思ったとき、まず必要になるのが「ヨガマット」と「ウェア」です。この記事では、初心者でも失敗しないための選び方を、10の見出しで丁寧に解説してきました。
まず押さえたい5つの基本ポイント
- 厚さは3〜6mmが最適
- 素材はPVC・TPE・NBR・天然ゴムそれぞれの特性を理解して選ぶ
- サイズと重さは使用シーン(自宅/スタジオ)で変わる
- グリップ力は安全性に直結する重要な要素
- 収納性・携帯性も継続のしやすさに影響
ウェア選びのポイントも押さえよう
- トップスはめくれ防止・動きやすさ重視
- ボトムはフィット感・ストレッチ性・ホールド力が鍵
- 素材は吸湿速乾・通気性に優れたものを選ぶこと
- シーン(自宅・スタジオ・屋外)によってマット&ウェアのベストバランスは異なる
NGな選び方に注意
見た目や価格だけで選んでしまうと、滑る・動きにくい・汗で不快といったトラブルが発生しやすく、せっかくのヨガ習慣も挫折の原因になります。だからこそ、選び方のポイントを押さえて、自分に合ったアイテムを見つけることが大切です。
ヨガは「継続」が何よりも大切。
自分の体と心にフィットする道具を選ぶことが、ヨガを続けるモチベーションにもつながります。快適で安全な環境を整えて、日常にヨガを取り入れていきましょう。